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バーコードラベルとは?|カバーできる業務は?メリットは?

    2021.07.09

    バーコード 在庫管理
    バーコードラベルとは?|カバーできる業務は?メリットは?

    バーコードラベルとは、バーコードを印字したラベルのことです。

    バーコードラベルによって、機械読み取りで商品を識別することが可能になります

    物流現場では、バーコードラベルと在庫管理システムの連携により、

    人為的ミスや業務の煩雑化によるミスが発生しやすい、在庫管理業務の大幅な改善が見込めます。

    今回は、バーコードラベルを使用することでカバーできる在庫管理業務や、バーコードラベル使用のメリットについてご紹介します。

     

    バーコードラベルとは

    バーコードラベルとは、その言葉通り、バーコードが印刷されたラベルのことです。

    バーコードとは、バーとスペースの組み合わせを用いて、

    数字や文字などを機械が読み取れる形に表現した符号です。

    機械で読み取って簡単に商品を識別できるようにするため、

    多くの物流現場で商品にバーコードラベルがつけられています

     

    バーコードラベルを使用し、在庫管理システムと連携することにより、

    在庫管理業務において業務効率化・正確化が実現できます。

     

    バーコードラベルでカバーできる在庫管理業務

    在庫管理業務において、バーコードラベルを使用することでカバーできる業務は以下の通りです。

     

    1.入荷・出荷検品

    入荷検品時に各リストや商品のバーコードを読み取ることで、

    入荷数などを自動でデータ化することが可能です。

    出荷検品では、バーコード管理によってエラーがリアルタイムでわかるため、

    手作業と比べ、誤出荷を大幅に抑えることができます

     

    2.棚卸データの反映

    棚卸業務では、商品のバーコードを読み取ると無線で在庫管理システムに送信され、

    棚卸のデータが在庫データに自動反映されます。

    これによってデータ入力など人的作業のコストをカットすることができます

    また、正確な在庫数を把握することができるため、棚卸作業時のミス削減にもつながります

     

    3.在庫照会/ロケーション管理

    商品のバーコードとデータを連携させておくことで、バーコードを読み取っただけで、

    今その商品が「どこに・いくつあるのか」といった在庫状況、ロケーション管理を一瞬で把握できます

     

    このように、バーコードラベルの使用は、現場作業において効率化やコストカット、ミスの削減に大きく貢献します。

    システムと連携することで、出荷実績等をデータベース化できるというメリットにも繋がります。

     

    バーコードラベルのメリットとは

    バーコードラベルには、下記のようなメリットがあります。

     

    1.人為的ミスの防止
    専用機器(ハンディーターミナル)でバーコードを読み取って在庫管理を行うため、

    入力ミスや数え間違いなどの人為的なミスを防ぐことが可能です。

    さらに、一回の入荷数が多い場合、入荷や検品作業が煩雑化し、ミスが起こってしまう恐れがありますが、

    バーコードラベルを使えば在庫管理システムで自動管理できるため、簡単に正確な在庫管理が実現できます。

     

    2.業務効率の向上
    バーコードラベルでの管理と在庫管理システムの併用によって、在庫管理や発注業務などの効率化が実現可能です。

    バーコードラベルから読み取った情報を瞬時にデータに反映させることで、

    在庫数やロケーション等をリアルタイムで一元管理でき、正確且つシンプルな在庫管理業務を行うことができます。

     

    3.作業の標準化
    在庫管理業務が標準化されることで、より正確な在庫管理を実現できます。

    作業のルールを作成し、現場に関わる全員がそのルーツを守って作業するという流れを作り、

    作業の標準化を行うことで、管理方法が統一されます。

    これによって誰でも作業を行うことができるようになり、業務の人員配置の適正化が可能です。

     

    バーコードラベルのデメリットとは

    バーコードラベルには、メリットがあるのに対して下記のようなデメリットがあります。

     

    1.コストがかかる
    初めてバーコードを導入する場合には、バーコードラベルの作成や貼り付け作業などの新たな業務が発生します。
    また、読み取るためのハンディーターミナルやタブレットなどの専用機器も用意する必要があり、さまざまなコストが発生します。
    納期や人員計画を明確に設定する必要があるでしょう。

     

    2.標準化に時間がかかる
    バーコード管理を導入しただけでは、作業ミスをゼロにすることは不可能です。
    下記の内容を整理してマニュアル化し、ルールを作って社内で共有しなければなりません。

    バーコードの作成・貼り付けのタイミングや方法
    バーコードを貼り付ける場所
    製品の置き方
    読み取りが完了した製品とそうでない製品の仕分け
    間違えて読み込んだ際の対処法

    この標準化をするには、それなりの時間がかかってしまいます

     

    3.システム再構築の可能性
    自社ですでに在庫管理システムを利用している場合、

    現在使っているバーコード規格が既存のシステムに対応していない場合もあります。

    その場合には、在庫管理システムの変更・再構築が必要になったり、バーコードを貼り替えが必要になったりします。

    使用しているバーコードに対応できる在庫管理システムを導入するとその手間もなくなります。

     

    まとめ

    バーコードラベルの使用は、物流現場において、特に在庫管理業務にて効率化に大きな影響を与えます。

    導入する際のコストや手間が多少かかる場合もあるかもしれませんが、

    一度導入してしまえば、ミスの削減や業務改善が実現でき、最終的には品質向上にも繋がります。

    正しいバーコード管理を行うために、在庫管理システムの導入をぜひご検討ください!

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