2021.12.13
#WMS #物流作業 #物流用語入荷検品とは、荷物や商品が倉庫へ入荷された際に、開梱し納品書に記載の内容と
現物の個数や品番が一致しているかどうかをチェックすることをいいます。
倉庫管理システムなどのシステムを導入している場合、納品書や伝票ではなく、
発注のデータと現物を照合して確認する場合もあります。
入荷検品は、検品時にミスがあると、誤出荷が起こる可能性があるため
お客様から信頼を失い、事業に影響を及ぼすといった危険性も考えられます。
今回は、入荷検品の基本や入荷検品の重要性についてご紹介していきます。
目次
入荷検品とは
入荷検品とは、仕入れ先から入ってきた商品が入荷予定の商品との内容に差異はないか確認、検査を行う作業のことをいいます。
まず、個数が入荷予定のものと同数であるかの確認が必要です。
また、その商品の外観や品質などに問題がないかを確認しなければなりません。
入荷検品を行うことにより「商品の数が異なっている」「汚れや、傷がある」「破損している」などの問題に気が付くことができます。
しかし、扱う商品が多くなるほど入荷検品が必要な商品も多くなり生産性にも大きな問題を与える可能性が出てきます。
入荷検品の効率化
入荷検品を効率化する上でWMS(倉庫管理システム)が重要になってきます。
WMSを利用することで発注データを、入荷予定データとして取り込むことができ、実際に商品が入荷してきた時に、それを入荷予定データと簡単に照合することが可能になります。
そのため、入荷時に発生しがちな記入漏れや記入ミスといった問題を未然に防ぐことができ、
入荷検品の作業をより早く、より正確に完了させる「効率化」に繋がるのです。
入荷検品の重要性
入荷検品を正確に行わなければ、在庫切れや入荷内容の差異による誤った商品を発送してしまうといったような出荷ミスに繋がりかねません。
もしそうなった場合。機会損失や顧客の信用を維持することができなくなってしまいます。
また、返品ということになった場合、その分手間もコストもかかってしまいます。
正確な在庫管理をする上でも、入荷検品は重要な作業になります。
正確な入荷検品によって、損失を減らし顧客の信用をしっかりと維持することが大切です。
まとめ
・入荷とは、商品がメーカなど、仕入れ先に入ってくること。
・入荷検品を行うことは、品質上げること。ひいてはお客様の満足度、信用に直結する重要な工程。
・扱う商品が多くなることにより管理が大変になるため、WMS(倉庫管理システム)などを利用することが生産性の効率化に繋がり、重要になってくる。
効率の良い入荷作業で、生産性は確実に上がります。
これを機に作業工程の見直し、WMSの導入などを検討してみてはいかがでしょうか。
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