2021.12.04
#物流用語EC(eコマース)とは、インターネットを通して商品やサービスを売買することを指します。
ECはElectric Cmmerceの略称で、「EC」と呼ばれたり「eコマース」と呼ばれたりもします。
これを日本語に訳すと「電子商取引」になりますが、
一般的にはネットショッピングのことを指します。
ネットショッピングができるサイトのことをECサイトと呼ぶことがあるのはそのためです。
日本国内でのecの市場規模は年々拡大傾向にあり、2010年以降、常に成長を続けています。
今回、この記事ではそんなecについて主な業務内容、メリットやデメリットについてお話していきたいと思います。
目次
ECとは
ECとは「Electronic Commerce」の略で、日本語に訳すと電子商取引となります。
PCやタブレット、スマートフォンなどの端末からネット上でモノやサービスを売買したり、
取引を行うこと全般を意味します。つまり、インターネットを介して契約を行い、決済を行うことです。
ネット販売やネットショップなどがこれに当たります。
EC(eコマース)の業務内容
ecサイトを立ち上げる時、その運営業務は主に「フロント業務」と「バックエンド業務」の2つに分けられます。
■フロントエンド業務
主にユーザーの目に触れる部分の業務。マーケティングの施策やサイト制作、インターネットの広告運用による集客などの売上をつくるための業務のこと。
主に、下記のような業務があります。
・サイトの制作、改善
・集客対策(インターネット広告や、SNSの運用など)
・販促のための企画の立案
・商品の企画や仕入れ、在庫管理に価格の調整など
■バックエンド業務
主にユーザーの目には触れない部分の業務。商品受注、検品、管理などサイトの運営や管理をするために必要とするルーティン業務のこと
主に下記のような業務があります。
・商品情報の登録
・商品の受発注、管理
・問い合わせの対応(カスタマーサービス)
・総合管理(サイト運営においてのアクセス解析や売上からの現状を評価するなど)
このように、ecの業務は多岐にわたっているため、それらの業務を支援するサービスや、システムなどを効果的に利用することが重要になってきます。
EC(eコマース)のメリット
ecのメリットとしてまず挙げられるのは、実店舗で商品を販売するという商取引に比べて、維持するためのコストを抑えることができるということです。また、地方在住者など近くに住んでいなくても簡単に販売を行えるというメリットもあります。
近年では国内外を問わず販売を行うことも盛んになっており非常に広い範囲で消費者に対して商品を販売する場所を設けることができます。
さらに、24時間365日の営業が可能であるという時間の制約がないことも、利益を作るうえでは大きな利点になります。
EC(eコマース)のデメリット
ecのデメリットは、価格競争が激しいというようなことがあげられます。実店舗にくらべ、ネットショップでは数多くの店舗を一目で比較ができてしまうため、価格帯の設定が重要になってきます。対策として、ブランド自体の力や商品力を高め、ユーザーに認知してもらうなどの工夫が必要です。
また、ユーザーとのコミュニケーションを直接取ることができないため、商品やサービスに対してどのような反応があるのかなどがわかりにくく、販売のチャンスを取りこぼすことになりかねません。
その対策のために、近年ではAIの接客やチャット機能を利用したecサイトも増えてきました。
ECの物流におけるWMSの役割
そもそもWMS とは、倉庫内での発生する入荷・保管・出荷・棚卸などの作業の正確性とスピード向上を実現するために用いられるシステムです。
ECや通販事業を行う倉庫内でもWMSを活用している企業様は多くいらっしゃいます。
Amazonや楽天などのECモールやクロスモールやネクストエンジンといった受注管理システムとWMSを連携することで正確な在庫管理、作業効率と品質の高い庫内作業を実現することが可能です。
まとめ
時間や場所を問わず、販売が可能なecは、非常に魅力的な販売形態と言えるでしょう。
スマホの普及により、ecの利用率は年々増加しており、今後も右肩上がりに伸びていくことが考えられます。ですが、ecの運営業務に必要なこと、メリットやデメリットについてしっかりと考えたうえで、その対策を考えることが大切です。
#EC(eコマース)とは? #ECのメリット #ECのデメリット